セリフの溜まり場
枢軸国(日独伊)
日本(大日本帝国)
米英はここ亜細亜の地にて侵略の手を広げ、長年に渡り彼の地を虐げ続けている。我々の使命は、その魔の手からそれらを守ることにある。神国の精鋭なる兵士諸君、君たちひとりひとりの血は愛する家族のため、ひいては陛下のために遺憾無く捧げていただきたい。案じることはない、我らは負けぬのだから。幾千万の神仏が味方である限り、この国に負けることなどないのである! さあ諸君! 我々の地を魔の手から救い出し、真の国家を作り上げるのだ! 天皇陛下、万歳!
ナチスドイツ(ドイツ第三帝国)
我々がワルシャワに侵攻して7年が経った。破竹の勢いで進撃した我々は、ポーランド、オーストリア、ハンガリー、名だたる国々を次々に手中に収め、欧州統一も目の前のはずだった!だが今はどうだ!北からはソビエトが、西と南からは英米の連合軍だ!おまけに党内部から私を殺そうとする者さえいる!なぜどいつもこいつも私の崇高なる野望を邪魔するのだ!私はアーリア人を中心とした、過去のどんな大国にも引けを取らない立派な帝国を作ろうとしているだけなのに!なぜだ!なぜ誰もわかってくれんのだ!
ねぇアドルフ、私とあなたがはじめて出会ったあの写真館でのこと、覚えている?あれからあなたは私にゾッコンだったわよね。そんなあなたが政治家だとのちに知って、私も自然とあなたに惹かれていった。だけど誤算だったのは、おかしな口ひげを蓄えた中年紳士がまさか、国のトップに成り上がるだなんてこと。あの日のあなたからはとても想像できなかったわ。
強いドイツの再興に忙しくなっても、あなたは変わらず私を愛してくれた。あなたのそばにいる時だけ、私は唯一気が許せたの。だけど戦争が次第に激化して、赤軍が帝都を目指して進撃してくるようになると、あなたは日に日にぴりぴりして誰一人として信用できなくなっていった。それは私でも例外ではなかったわ。だけれどね、アドルフ。私はあなたを見捨てることはできなかったわ。どうしてか、私はそんなあなたを心の底から愛してしまったから。それに他ならないの。